北海道蘭越(らんこし)町で頭を殴られた女性の他殺体と重傷の女児が見つかった事件で、倶知安署捜査本部は16日、女性の身元が札幌市豊平区平岸3の11、無職、上野雪絵さん(37)、女児は上野さんの長女で小学2年の珠実(たまみ)さん(7)と判明したと発表した。発見者によると、珠実さんは発見当時、「(母親が)知らない人とけんかしている」と話していたという。捜査本部は上野さんの交友関係や殺害されるまでの足取りを捜査している。
司法解剖の結果、上野さんの死因は脳挫傷で、頭頂部を中心に9カ所を金属のようなもので殴られていた。背後から殴られたとみられ、抵抗した様子はなかった。死亡推定時刻は14日深夜から15日未明と分かった。
調べでは、上野さんはアパートで珠実さんと2人暮らし。札幌市出身で、数年前に当時住んでいた大阪市から引っ越してきたとみられる。
発見者によると、珠実さんは発見時、半袖に短パン姿で上野さんの近くで横になっていた。錯乱した様子で「寒い寒い」と話し、泣いていた。
珠実さんは捜査本部に「札幌から車で来た」と説明した。しかし、上野さんは運転免許も車も持っておらず、捜査本部は何らかのトラブルに巻き込まれ、車で現場に運ばれて殺害されたとみている。
捜査本部は16日、上野さんの自宅アパートを捜索したが、財布や携帯電話は見つからなかった。遺体発見現場の捜索でも凶器など遺留品はなかった。
上野さんと同じアパートの女性(61)は「お母さんはあいさつをする程度だったが、珠実ちゃんはアパートの外で1人で遊んでいた。愛想のいいかわいい子。母親が殺されるのを見ていたとしたら、かわいそうだ」とうつむいた
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