大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」で15日、宙づり式ジェットコースター「OROCHI(オロチ)」(高さ43メートル、全長1.2キロ)が1周した後、ホームで停止せず、もう1周するトラブルがあった。2周目に入る前、係員のアナウンスで乗客10人の大半が安全ベルトを外したが、けがはなかった。同園では今年5月5日、立ち乗り式コースター「風神雷神2」が脱線し、乗客の女性(当時19歳)が死亡する事故があり、8月10日に営業を再開したばかり。同市は16日、第三者機関で原因を究明し再発防止策を報告するまで、運行の停止を指導。エキスポランド社も受け入れる方針を示した。
同社によると、15日午後2時ごろ、オロチがコースを1周してホームに戻った際、自動停止させるセンサーが何らかの原因で作動せず、ホームを通過。そのままもう1周し、ホームの直前で安全装置が働いて停止した。
オロチは、ホームの手前約20メートルでほぼ停止し、その後モーターでホームまで運ぶ仕組み。モーターは、ホームと運転台の係員2人がともにスイッチを押さないと作動しないが、2人とも通過に気付かず押し続けた。
また、係員は車両がホームに入りかけた際、腰に回した安全ベルトを外すようアナウンスしており、乗客の大半がベルトを外した状態で2周目に入った。しかし上半身を固定する安全バーは装着されていたという。
同社は、トラブル後、オロチの運行を休止し、16日メーカーによる緊急点検を実施。吹田市の担当者は、関係者から事情聴取するとともに、点検作業をチェックした。同社によると、点検時の試運転では異常がなく、停止センサーがなぜ作動しなかったか不明という。
同園では営業を再開した8月10日にも、別のコースターが緊急停止するトラブルが発生している
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